僕は、今まで野球をしてきてウエイトをしている人をたくさん見てきました。ウエイトをして効果が出た人や効果が出なかった人も見てきました。
そこで今回は、野球にウエイトトレーニングは必要なのかということについて解説していきます。これからウエイトをしようと思っている方やすでにウエイトを始めている方も役に立つと思います。ぜひ最後まで読んで下さい。
ウエイトトレーニングの効果をもっと高めたいという方は以下の記事でオススメのプロテインを紹介しているのでぜひ読んでみてください。
「野球選手にオススメのプロテイン5選!これを飲めばトレーニングの効果が高まります!」
目次
なぜ、野球選手はウエイトするのか?
野球選手がウエイトをする理由は、パフォーマンスを向上させたいからです。これは野球選手に限らずスポーツ選手に当てはまることです。ウエイトはパフォーマンスを向上させるための手段の一つです。
ウエイトをすると筋肉がつきます。筋肉がつくことで、球速が上がったり、打球が飛ぶようになったりします。ですが、ウエイトをしても野球のプレーに繋がる人と繋がらない人がいます。詳しくは後述します。
野球のパフォーマンスが向上しないのにウエイトをしても意味がないですよね。なので、野球にウエイトが本当に必要なのかについて解説していこうと思います。
野球にウエイトは必要?
野球にウエイトが必要だと言う人もいれば、必要ないと言う人もいます。なぜ、このように意見が分かれるのかというと、ウエイトの効果が出る人と出ない人がいるからです。
結論を言うと、ウエイトの効果が出る人はするべきだと思います。野球に繋がるので、した方がいいですよね。ですが、効果があまり出ない人にはオススメしません。
すでにウエイトをしていて効果が出ていないという人がいるなら、違う方法を選ぶか考え方を変えるべきです。その方法については後述します。
ウエイトが野球の結果に繋がる人と繋がらない人がいる?
先述したように、ウエイトは成果が野球に繋がる人と繋がらない人がいます。
- 筋肉をつけてもうまく使いこなせていない
- 目的と違ったり、無駄な筋肉をつけていたりする
上記のように、ウエイトが野球に繋がらない人はこのような傾向があります。では、ウエイトを野球に繋げている人とそうでない人の特徴をまとめていきたいと思います。
ウエイトが野球の結果に繋がる人の特徴
ウエイトをすることで野球のパフォーマンスを向上させる人には特徴があります。それは以下の3つです。
- 何のためにウエイトをするか明確になっている
- ウエイトはあくまで野球がうまくなるための手段の1つという考え
- 自分に足りないものを知っている(自己分析が具体的にできる)
今まで、ウエイトをしていた人をたくさん見てきましたが、ウエイトを野球の結果に繋げることができる人にはこのような特徴がありました。
ウエイトが野球の結果に繋がらない人の特徴
では、ウエイトをしても野球の結果に繋がらない人はどのような特徴があるのでしょうか。以下の4つの特徴があります。
- 何のためにウエイトをするか明確になっておらず、漠然としている
- ウエイトをしろと言われたからとりあえずしている
- 自己満足
- 自分に足りないものが分かっていない(自己分析があいまい)
ウエイトをして野球の結果に繋がらない人は、ウエイトをしている目的が明確ではない人が多いです。どこの筋肉を鍛えれば良いか分からないので、必要ない箇所を鍛えます。その結果、ひどい場合だと今までより下手になってしまうこともあります。
ウエイトが野球の結果に繋がらない人はどうするべき?
ウエイトをしても野球に繋がらないという人は1度、自分に何が足りないか考えてみましょう。ウエイトはあくまで手段の1つです。なのでウエイトにこだわる必要はありません。違う練習をするというのもいいと思います。
どうしてもウエイトをしたいという方は、今の自分に必要な筋肉は何なのかを知るべきです。胸筋なのか、背筋なのか、下半身なのか、その中で筋肉を大きくするのか、筋持久力、最大筋力の向上なのか。
目的を明確にして、目的に合ったウエイトのメニューをするべきです。ただ筋肉をつけるだけでは野球には繋がりません。野球に必要な筋肉、今の自分に必要な筋肉をつけましょう。
ウエイトしなくても野球はうまくなる!
野球がうまくなるのはウエイトだけではありません。ウエイトをする1番の目的は野球がうまくなりたいからですよね。もしかすると、ウエイトよりも自分に合った練習方法があるかもしれません。
ウエイトをすると筋肉がついて体が大きくなるので、うまくなった気分になれます。監督やコーチにも目に見えて変化が分かるので評価が上がるかもしれません。ですが、野球で結果が出なければまったく意味がありません。
野球は筋肉でするものではありません。ピッチャーであれば、体を大きくしたからといって球速が上がるわけではありません。もし、ウエイトをしても球速が上がらない方は「【ピッチャー必見】球速140kmは誰でも出せる!実際に行った140km出すための3つ方法教えます」を読んで参考にしてみて下さい。
ウエイトをするときに注意すること①ケガ
ウエイトをするときに注意しなければならないことがあります。それは「ケガ」です。ウエイト中のケガもそうですが、ウエイトしたことによりケガをしてしまうことがあります。
体が大きくなることで、今まで通りの動きができなくなり、そのときに、無理に動かすとケガをします。ウエイトしたことで、野球がうまくなるどころかケガをしてしまっては努力が水の泡になってしまいます。
僕は、今まで野球をしてきてこのようにケガをした人を見てきました。体が大きくなれば、今までの動作のままではいけないということです。例えば、メジャーで活躍されているダルビッシュ選手はメジャーで体を大きくし、投げ方も変わっています。
体が大きくなるということは、変化しているということです。その分、投げ方や打ち方、様々な動作を変化した自分に合わせる必要があります。そうしないとケガに繋がるので気をつけましょう。
ウエイトをするときに注意すること②自己満足にならない
もう1つ、ウエイトをする上で気をつけなければならないことがあります。それは、自己満足にならないということです。
ウエイトをすると、筋肉がつき、目に見えて変化がわかるので、うまくなった気になれるのですが、技術の変化はなかなか気づけるものではありません。そして、自己満足のためにウエイトをするのです。
ウエイトをすると体が大きくなって嬉しいかもしれませんが、1番の目的は野球がうまくなることです。なので、自己満足になるのではなく、野球で結果を出すためにウエイトをしましょう。
まとめ
今回は、野球にウエイトトレーニングは必要なのかということを解説しました。結論は、結果が出る人はウエイトするべきです。結果が出ない人は、まずなぜウエイトが野球に繋がらないか考えましょう。
別にウエイトにこだわる必要はないので、他の方法を選ぶのはありだと思います。ウエイト自体が無駄ということはないので、したい方はどんどんして下さい。
ですが、1番大事なことは野球がうまくなることです。なので、ウエイトが逆効果にならないように気をつけて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント
めっちゃ良いっすね。ホームラン打ちたい場合には、どこの筋肉を鍛えるべきだと思いますか?私は背筋だと思います。デッドリフト万歳
よくに大事なのは背筋と下半身ですね。下半身はハムストリングス、内転筋が重要です。
筋肉がつくと飛距離は伸びやすくなりますが、打ち方などの技術も大事なのでその辺りも意識して見て下さい!
ホームラン楽しみにしています!